きみこ流、原稿の書きかた/きみこ新刊メモ⑧
こんにちは。萩原季実子(はぎはらきみこ)です。
今日は、こんな感じで名前のお手本を書いていました。
新刊
「自分の名前がきれいに書ける!
萩原季実子の大人の美文字レッスン帳」
の出版キャンペーンで
中部地区にお住まいの方向けに
「中部地区で多い名字」
のお手本を書いていたのでした。
鬼頭さん、近藤さん、杉浦さん、水野さん・・・
などが多いみたい。
地域によって多い名字の方がいるなんて
おもしろい!
中部地区のみなさま、お楽しみに。
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さて、今日はわたしが
文字の原稿を書くときにどんな風にすすめているか、
お話します。
まず、ざっくりとですが
全体の流れはこんな感じです。
※あくまで「手書きの文字」の原稿を書くときの流れです。本文などは別。
①本に記載する「文字」が決まったら、担当編集者さんから
メールで「これを書いてほしい」と連絡がくる
②まず、下書きとして「文字のカタチ」を決める
(実際に書いて、ああでもないこうでもない
と自分と会話wしながら、自分で自分の字を添削します)
③文字のカタチが決まったら、清書用紙に
書く
④書いた文字をみて、「これでよし」となるまで
何度も何度も文字を書く
・・・・・
大体こんな流れです。
このときにわたしが一番気をつけているのが
「じぶんが伝えたい本の内容(=メソッド)に
合う文字のカタチになっているか」
つまり
「読者さんが本を読んで練習しよう!
と思ったときに再現しやすい文字かどうか(=再現性のあるお手本かどうか)」
ということに、ものすごく神経をつかいます。
わたしが自由にのびのび~~~と
書けばよいものではないのです(;´∀`)
この流れで、一番何が大変かというと
②~④の作業を、じぶんひとりで行うことです。
書いて、ダメ出しして、添削して、修正してまた書いて、
本当にこれでいいか自問自答を繰り返し、
納得いくまで何度も何度も書き直す。
これが、一番エネルギー使います。
一度で書ける文字もあるし、
何回書いても書けない文字もあるし・・・
書けないときは本当に書けなくて苦しみました。
でも、焦らず時間を置いてみると「すいすい~~」っと
書ける日もあるので
本をつくる、ということは
私にとってまだまだ課題が発見できるし、
成長できる部分だなぁ、といつもありがたく思います。
「よし、この字でいこう!」
と
決断を繰り返す。
これが、
「自分の字が好きになる」
コツでもあると思います。
今回、何を伝えたかったかというと
いつも生徒さんにお話しますが、
練習ばかりじゃなくて「試合をしよう」ということです。
「好きな人に手紙を書く」
「手書きメッセージを渡してみる」
「字を誰かにみてもらう」
そんなふうに「えいやっ」っと
チャレンジすること・試合(実践)することで
成長できます。
ちょっと勇気を出してみましょう。
わたしも今回の本で、かなり勇気を出しきりました・・・
(ぜ~~は~~ww)
みなさんにも自分の字をどんどん好きになってもらいたいです^^
本日もお読みいただきありがとうございました。
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代表 萩原季実子
(ペン字講師/美文字マインド・クリエイター)