わたしが10年文通している人。
こんにちは。萩原季実子です。
先日、ある人から、手紙が届きました。
チラッと公開します!
とても味のある手紙を送ってくれる人は、
わたしの叔父です!
新潟から上京してから、毎年年賀状と、手紙のやりとりもしています。
もう10年ほど文通していますね^^
叔父の手紙は特徴があって、小学生の書初め用練習紙にエンピツで書いてあります。
書初め用なので、横にながく、クルクルと巻物のように丸まって封筒に入っているので、
私はその手紙を、クルクルほどいて読みます。
時代劇に出てくる人のよう・・。
わたしにとっては普通のことでしたが、この光景をはじめて主人が見たとき
「何それッ!何か重大なことでもあったの?」
と巻物風の手紙に驚いていました。そりゃそうだ(たまに筆で書いてあるときもあるのでね)。
昔から、なぜだか叔父と気が合って、一緒に飲みに行ったり、出かけたり、小さい頃は東京に連れて行ってもらったりしていました。
そんな叔父から小さい頃はこんなことを教えてもらいました。
「きみこ、何か人にお世話になったら、ハガキでもいいから、お礼状を書くんだよ」
それ以来、何かお世話になったら、小さい頃から手紙を書く習慣が身につきました。
叔父は何といっても「手紙の返信速度」がとても早い。
いつも手紙に「●時●分、ポストできみこの手紙を受け取った。そして今、コーヒーを飲みながら、●時●分、この手紙を書いている」と、時間まで詳細に書いてあります(笑)
こんな言い方はアレですが、ちょっと変わった叔父です(笑)
そんな叔父の職業は、庭師。
昔、普通のサラリーマンだったのですが、ある日「俺は好きなことを仕事にする」と言って、突然東京へ庭師の試験を受けに行き、合格し、そのまま独立していました。
新潟で叔父と飲んでいると、「クライアントが近くにいるらしいから、合流して飲むけどいい?」みたいな流れになって、そのクライアントがわたしの小学校の担任の先生だった・・なんてこともありました。
叔父からはいつも
「好きなことをやる。好きなことだと勉強している感覚にすらならないよ。もし、きみこが将来、結婚したり出産したりしても、好きなことはずっと続けなよ。それがいつかきっと形になるときが来るから。」
と教えてもらいました。
「生涯現役」宣言をしている叔父は、もう定年の年齢は過ぎていますが、まだ仕事をしています。
好きなことを実現している叔父。
影響をものすごく受けているのを、最近になって、ますます実感するのでした。
~心が動く大人の美文字レッスン~
東京・表参道の書道ペン字教室myMOJIまいもじ
代表 萩原季実子
(ペン字講師/美文字マインド・クリエイター)