新潟を、家を出たら、何が待ってる?(就活編)【きみこストーリー③】

こんばんは。

myMOJIという教室を運営することになったストーリー、そして、これからやっていきたいことに向けて

連載を書いています。

いよいよ古くからの友人(=がむしゃらにアルバイトしてた時のバイト仲間)から、「最終回まで読むよ♪」とメッセージをもらい、
驚きと恥ずかしさでいっぱいの萩原です。

■これまでのストーリー一覧はこちらからどうぞ。

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きみこストーリー
~コンプレックスだらけだった私が、文字で自分の居場所をつくってきた話~

今回のテーマは

「③新潟を、家を出たら、何が待ってる?(就活編)」

です。

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前回は、自分がぽっかり穴があいていて、なんだかモヤモヤするぞ、という状況をすべて環境のせいにしていた話でした。

「気持ちをリセットして、次は、自分の意志で進む道を決めよう。」と決めた私はいよいよ就職活動をスタートします。

まず、必要なのは「1人暮らし資金」

自分の意志で、進むと決めたとき、すぐに「1人暮らしがしたい」と考えるようになりました。

狭くてもいいから、部屋を借りて、そこから車に乗って会社に通う。好きなものを食べて、休日は好きな時間まで寝て、
何か趣味も見つけよう。。

そんな妄想をしたら、とたんにワクワクがとまらなくなり、「バイトだ、バイト―!!」とアルバイト熱がより一層高まりました。

まず、30万円貯めようと思いました。

ギリギリでもいいから、とにかく30万円あれば、新潟では1人暮らしできる計算だったからです。

体力だけは自慢だったので、アルバイト三昧。

アルバイト先で、色んな大学に通う人、フリーターの人、社員さんと知り合い、一緒に働く中で、「働くじぶん」が自分にとって、大切な何かになっていました。

わたしは、人と話すことが向いている

1人暮らしの野望を叶えるべく、がむしゃらにアルバイトすると同時に、就職活動も始まりました。

わたしの通う短大の英文学科は、地元で就職するか、もっと勉強したい意欲のある人は編入します。

就職する場合は、地元の金融関係の企業へ行く人が多かったです。

「事務職・・?うーん。ピンとこない。」

私の中で、内勤は向いていないだろうな、とぼんやりと感じていました。

なぜなら、アルバイト三昧の生活を送ってみて、

「人と話す」
「どうやったら売れるのか考えて販売する」
「人の名前を覚える」

こんなことが向いているような気がしていました。

例えば、3フロアある大衆居酒屋で働いていたときは、フロント業務を任されていました。

そこで、宴会の予約を受けて、パズルのように受付帳に予約を入れていき、
一日に何組もの宴会のお客様の名前、開始時間、お部屋をすべて頭にインプットして、
お客さまがいらっしゃったときに「○○で予約していますが・・」と聞くと、
すぐにインカムでご案内できるような、そんなことが得意でした。

あとは、お客さまに料理や飲み物を運ぶときに、ちょこちょこ話しかけて仲良くなり、追加オーダーをいただきます

その代わりに、キッチンやドリンクをつくることは全くできませんでした。いえ、拒否していました(笑)

本当は、フロントだけじゃなく、すべて業務ができるように・・と言われていたんですが。。

「いまどんは、本当にフロント・ホールしかやらないよね!」と苦笑されていました。

※注、いまどん、とは、当時のわたしのあだ名です。

その他にも、クレジットカードの営業をしたり、神社の巫女さんをしてお守り販売したり、なんだか「人と話をして接客したり、販売したり、こっちの方が向いてるぞ」と感じます。

mixiで求人を見つける

さて、方向性が決まったところで、求人を探しました。

短大から紹介される求人は、事務職系が多かったので、そこは全て受けませんでした。

自分でインターネットを駆使して、いくつか求人をピックアップ。そこで「広告代理店」という業界があることを知ります。

ミーハーだったので(笑)、マスコミ系ってなんだかカッコいいかも!と思い、新潟の広告代理店をすべてピックアップしてみようと思いました。

その中で、求人を出していない企業にも、自分からメールを出して、「とにかくお会いしたい!」と熱意を伝えて、履歴書を出し、面接してもらったところ、
なんと、「採用」してもらえたんです。

「やった!やった!」

すごく喜びました。(当時の履歴書の他に、絵を描いて自分の広告をつくり、持参したのが面白い、と言われました)

そして、もうひとつ。

当時、流行していたミクシィというSNSに求人情報が掲載されていて、そこで東京の渋谷にある広告代理店を見つけて、一社応募していました。

運よく、最後の社長面接で、社長の奥様が新潟出身ということで話が盛り上がり、なんと合格できました。

じぶんを客観的に知ること、そして行動すること

新潟の広告代理店に就職するか、東京の広告代理店に就職するか・・・・

ものすごく悩みました

最終的に、決め手は「同期入社の数」でした。

新潟の広告代理店は、その年の採用が私一人。

東京の広告代理店は、わたしを含め9人いました。

「一緒にがんばれる仲間がいるといいな」と感じて、東京に行く決断をしました。

この就職活動で学んだことは、

・じぶんの強いところを知る、客観的に見る
・決めたら、行動あるのみ

です。

「合う、合わない」ってありますし、自分はどんな性格なのかな、何がスキかな、って知ることは大切なことです。ただ、それを知るためにも何でもまずは行動してチャレンジしてみる。
合わなければ方向転換して、リセットしてもいいと思います。

さて、ここまでで、順調に進んでいるかのように思えますが、この流れについて、「一切、両親に相談なし」で進めていました。
東京に行くのも、「友達のところに行ってくるよ」と言っていました。

次回は、両親への説得です。

なんだか、美文字とは遠いストーリー展開ですみませんw

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