講師養成コース担当・杉山智伊からのメッセージ
まいもじ講師の杉山です。この度まいもじの講師養成講座の実技指導を担当することになりました。
養成講座を始めるにあたり、今日は私の想いを書きたいと思います。
きみこ先生からこのお話をいただく前から、私にとって講師養成は非常に興味があり、近いうちにやってみたいとずっと考えていたことの1つでありました。
字を教え始めてから11年が経ち、多くの事例を見て、経験してきて、試行錯誤して、ようやく自分なりの指導スタイルが出来てきたのかなと思い始めています。
わたしも最初は不安な気持ちでいっぱいでした
もちろん最初はまさかこんな風に思う日が来るとは想像もつかなかったほど、いつも自信がなく、レッスンに怯え、不安な気持ちで指導をしていました。
私のペン字指導のスタートは副業からでした。本業はピアノ講師だったので、趣味で続けていた書道の技術面に悩むことがあり、
ピアノと同じように誰かに教えることで自分の字が上達するかも・・・と思ったのがきっかけでした。
最初は軽い気持ちで、3年は続けてみようかなという感じだったので、その軽さもよかったのかもしれません。
自分がどれだけの技量と指導の引き出しを持っているか
副業だったので、集客で悩むというよりは、自分の技術面や一気に増えだした生徒数をこなすことに悩みが尽きなかったように思います。
教室が軌道に乗ってきたときに、
「自分がどれだけの技量と指導の引き出しを持っているか」
これがいかに大切かということを日々思い知らされました。
指導者こそ日頃からのコツコツスキルを磨くことが必須
そのためには日頃から指導者自身がコツコツと技術面を磨いたり、指導に関する学びをしていく必要があります。
特に、指導者の書いた文字は「教室の看板」になります。教室を長く続けていくためには、生徒さんに「こんな字が書けるようになりたい」と憧れを持ってもらう字になる努力が必要です。
ペン字講師になりたい方は、ほとんどの方が「書くことが好きな方」であると思いますが、好きだけでは仕事にはなりません。自分だけが上手でも仕事にはなりません。
いかに、目の前の生徒さんのお悩みを解決できるか、それには、とにかく指導数をこなし、多くの事例を経験し、どんな生徒が来ても怖くない、自信の持てる指導力を身につけることが大切です。
私が11年で培ってきた経験を、あの頃の私のように技術面や指導面に悩みを抱える先生方にお役立てできれば・・・そんな気持ちで、これから指導にあたらせていただきたいと思っています。
まずは、体験レッスンでみなさまとお会いできることを楽しみにしています。
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講師養成コース・担当 杉山智伊