【きみこのお悩み相談】左利きは矯正したほうがいい?
きみこのお悩み相談室!
生徒さんからいただくご質問への回答を、みなさんにもシェアしていきたいと思います。
さて、今日のお悩みはこちら。
「左利きは矯正したほうがいいですか?」
このご質問も、多いですね!
わたしなりの回答です。
まず、筆記具によって、回答が異なります。
ここで答える筆記具は、「ペン字」と「筆ペン」です。
そして、その方が「どれくらい字に苦手意識を持っているか」にもよります。
一番多いのが「ペン字初心者&苦手意識高い」方。
その方は、
「まずは、矯正せずに、左利きのままで、練習していきましょう!」と伝えます。
前回のペンの正しい持ち方矯正でも伝えましたが、
私は指導するときに一番気をつけているのが、
「なるべく生徒さんが感じるストレスを解放して、
字を書くこと=楽しい!好き!と感じてもらえる仕掛けをする」
ことです。
なので、ペン字にそもそも苦手意識が高そうだな、と感じる場合、
左利きのままで練習してみませんか、とアドバイスしてみます。
そして生徒さんがOKなら、左利きで練習して慣れたころに、矯正するかどうか、また相談します。
もしも、「今から絶対に右利きにしたい!」と意志がカチカチにかたいのなら、生徒さんの頑張りに寄り添って、スグにやってみます。正しい持ち方で慣れが大切なので、一日数分ずつ・・・。
(あせらず・・ゆっくりと亀ペースで・・・ちなみにこれ描いたのわたしです・・)
そして、もうひとつの筆記具、「筆ペン」についてですが、
筆ペンは、できれば右利きが望ましい、
だけど、筆ペンの選び方によっては、左利きでも上手に書くことができます!
筆ペンは筆記具の仕組み上、どうしてもハネやハライなどは左利きだと表現しにくく、右利きの方用に出来上がっています。
左利きの方は、筆ペン上手に書けない・・と感じる方、多いのではないでしょうか(;_;)?
ただ、筆ペンの選び方によって、解決できることもあります!
市販の筆ペンは、ざっくり分けると3タイプ。
※話が長くなるので、この3タイプについてはまた別記事で回答します。
この3タイプの中で、
左利きの方は、「硬筆タイプ」と呼ばれる筆風サインペン
を選ぶと、筆ペンの種類の中では、一番書きやすいと思います。
この硬筆タイプは、ペン字の延長で、ペン先がしっかりとコシがあり、硬めなので安定します。
また筆ペンの中でも初心者の方向けの筆記具になるので、「そもそも筆ペンに慣れていないよ」という方にも
おすすすめです。
ただ、弾力のある毛筆タイプの筆ペンは、できれば右利きで書けたら理想・・。
レッスンでは、「強制的に絶対みぎみぎ~~~ぃ!」ということはせず、
生徒さんのライフスタイルだったり、どこを目指すのか、経験、その他の悩み・・などをヒアリングして決めるので、
何かあればレッスンで直接ご相談くださいね。
筆ペンの選び方については、次回、きまぐれ(?)きみこのお悩み相談室で書きたいと思います。
では、また~~!!
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代表 萩原季実子
(ペン字講師/美文字マインド・クリエイター)