リアルな声を意識した出版企画書【きみこストーリー・出版編③】
こんにちは。ペン字講師の萩原季実子(はぎはらきみこ)です。
4/5に発売される新刊、
「簡単ルールで突然、美文字が書ける」
の出版ストーリーを連載しています。
いままでの記事はこちら。
【きみこストーリー・出版編】
①4月に新刊が発売されます
②文字の興味への入り口をつくりたい
③リアルな声を意識した出版企画書(今回はここです)
出版企画書を書こう!
さて、
「今、自分が伝えたいこと」を
企画書にしてみることにしました。
今まで出版したときは、ご紹介だったり、
編集者さんからの直接オファーをいただいて
お話が進んでいく・・といった流れでした。
今回は、「出版企画書」を初めて書いてみることにしました。
まず最初に、ネットで「出版企画書の書き方」と調べます。
・企画の内容や背景
・ターゲット
・本の判型
・値段や出版時期
企画書を書く前は、
ただぼんやりと
「文字への興味が湧くものにしたい。
入り口になるような。
そして、字を書くことが好きになるような。」
と考えていましたが、
こうしてカタチにしようとすると、
ガガガっと、書きたいことが溢れてきて、
かなり具体的になってきました。
どんな内容がいいのかな。
・読んだ人が、その場で、思わず書きたくなる
・内容の分かりやすさにこだわりたい
・とにかく忙しくて諦めた人にこそ、手にしてほしい
・何度も挫折した人に読んでほしい
何度も繰り返し思い出したのは、
【生徒さんとの会話】です。
わたしのメソッドのベースは、
生徒さんの声です。
講師になりたてのころ、
今お伝えしているようなメソッドは
ゼロでした。
ひたすら生徒さんの声を聞いて、
「どうやったら字が上達するか」
二人三脚で練習してきました。
この「出版企画書」を
つくるときも、生徒さんの声が
大きなキーワードとなったのです。
これまで悩みを打ち明けてくださった生徒さんに、あらためて感謝しました。
とにかくひたすら、自分の教室に訪れた生徒さんの声を思い出し、
【リアルな声】をカタチにしようと思いました。
実際の企画書
さて、出版企画書が
出来上がりました。
ワード文書で5ページほどのボリュームです。
実際の企画書の中身をご紹介しようと思います。
一番最初に書く「書籍の内容」というテーマでこんな内容を書きました。
〜〜ここから〜〜
「字がきれいにならないのは、あなたが本当にうまくなる方法を知らないだけ。
お手本を横に置いて書く、
ひたすらなぞり書きをするだけ、
これでは字はうまくなりません。
萩原季実子のオリジナルメソッドは、すぐに書き始めません。
【字のカタチを見る訓練】【ポイント理解】が先なんです。
「日本語は3つのグループに書き分ける」
「字がガタガタに曲がってしまうのは、紙を置く位置が間違っている!」
「ひらがなから練習するのは、実はいちばん難しい!」
「これだけ練習すればうまくなる。最強の漢字!」
「大人は子どもよりも上達がはやい」
これまで3,000人以上を大人字に変えてきた著者による、
【挫折を繰り返してきた人が本当に上手くなる方法】
書くのは数回だけ。センスもたくさんの練習時間も必要ありません。自分をほめたくなる字をめざそう!」
〜〜ここまで〜〜
・・・ギラギラ感がすごい!(笑)
がしかし、この本を書きたいと思ったときの
気持ちと、
発売を控えた今の気持ちは何も変わりません。
伝えたいことは、一緒です。
字を書くことがニガテな人、
子どもから大人まで、
「字にコンプレックスを持つ人が自分らしい文字にたどり着き、
自信を持って楽しく書く人を増やしたい」と思っています。
「会ってみたい」と連絡をくださった編集者さん
さて、ギラギラ感満載の
企画書が出来上がりました。
昨年のゴールデンウィークの頃だったでしょうか。
ひとりの編集者さんと
お会いする機会をいただきました。
これまでは、
「ああしたい、こうしたい」自分の中だけで完結していた企画書を
編集者さんにアプローチできるということで、
ドッキドキ。
同時に、
こうして時間をつくっていただけることが
非常にありがたく、
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
実際にお会いした日。
編集者さんは、
文字への想いをギラギラと語っていた私の話を
熱心に聞いてくださいました。
教室に通う生徒さんとの会話、
字に対してコンプレックスを持つ方の話、
個性をのこしたまま字がきれいに書けるコツ、
字の上達には自分の字が好きになることが大切だということ・・
おそらく2時間くらいでしょうか。
夢中でした。
話が終わるころ、
「おもしろいです。
簡単なルールを知るだけで字がうまくなるような、
そんな本ができそうです。」
と、なんと企画会議に進めてくださることになりました。
時間をとって話を聞いてくださっただけでも
ありがたかったのですが、
そのお返事に、びっくり。
その時点では、確定ではなかったので、
そのあと、何度かやり取りをして、
さらに企画書をブラッシュアップ。
編集者さんとのやり取りが続き、
どんどん内容がより読者の方のニーズに合う企画書に
変わっていくのを実感しました。
そして、
最終的に、会議に通してくださり、
本をつくることが、決定したのです。
つづく。
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