ペン字通信講座ができるまで③コンセプトに悩む
この夏、ペン字通信講座を開講します
「ペン字通信講座ができるまで」をストーリーにしていこうと、
思います。
1回目:きっかけ
2回目:文通とわたしの原点
3回目:コンセプトに悩む←いま、ここです。
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前回は、
「文通がペン字講師になる原点になった」話でした。
小学生時代、一心不乱に(笑)文通をして
「文字はじぶんの生活に密着してこそ楽しい」と
子どもながら感じたんですね
それは今でも変わりません
書いたら、人に見てほしいです~~(*´ω`*)
その後、わたしの文通がどうなったかというと
切手代がものすごく高くなり(エアメール代も含めるとかなりの額になりました)
親に怒られ制限がかかり、
中学・高校に上がるにつれて、自然とつながりがなくなってしましました
今はもっぱら故郷の両親や仲の良い親戚の叔父、
友人に書いていますね(^^♪
休みの日があると、お気に入りの飲み物いれて、
お気に入りの机で、レターセットと切手をあれこれ選びながら
手紙を書いている時間が幸せです
(お仕事でもお手本書いているので、基本的に何かしら書いている毎日)
さて、通信講座の話に戻りますが、
まず「コンセプト」を考えよう、と思いました
myMOJI(まいもじ)が提供する通信講座って何だろう・・
何が特徴になるだろう・・・
もんもんと考える毎日
考えても考えても「これだ」というコンセプトが浮かばず苦しい毎日でした
「やっぱり最初はひらがなの練習が必要?」
「そもそも、どれくらいの期間やったらいいのか」
「生徒さんの苦手はそれぞれだし、統一してテーマを決めることができるのか」
その間、myMOJIの祥子先生にも
色々と相談していました
(祥子先生もペン字ではないですが、あるジャンルの通信講座を受講していたので)
「きみこさん、わたしこう思う~~」とたくさんヒントをくれました
たとえば
・教材はまとめてドサッと届くと量の多さにやる気が失われるから
1回ごと届く方がいい
・先生の直筆添削がお手紙っぽくて、すごく嬉しい
・対面スタイルだと口頭説明になって形に残りにくいけど、
通信なら苦手箇所が紙に残るから復習しやすい
など。
オウ!なるほどね~~!と感心しました
祥子先生はその後、たくさん調査を手伝ってくれて、とっても助かりました
そして、これまでたくさんの生徒さんに関わってきた「生徒さんノート」を見返しながら
考えた結果、
コンセプトはこんな風に決まりました
「大人になってからはじめてペン字をならう人が、
じぶんの字を好きになってもらえるペン字入門講座」
です
myMOJIにお越しになる生徒さんは初心者が8割
大人になってからはじめて習うことってとても勇気がいることなんです
そして、「苦手な文字」「コンプレックス」に向き合うって
とてもストレスがあるし、大変な作業
できるだけハードルを下げて
「はじめての」というところに
重点をおくことにしました
字が上手になるためのヒントはたくさんあります
・ペンの持ち方
・用具の選び方
・上手になるお手本の順番
これを知るだけでも、上達すると思います
myMOJIにいつもお越しになる生徒さんにお伝えしていること
これを通信講座にするんだ、とシンプルに考えを変えました
と、いうことで、コンセプトが決まったので、
じゃあ、具体的にどんなお手本にする?何回の講座にする?
を考え始めました
次回につづきます~